その日は、妙に身体が重かった。

「こん~……」
「お。ヴァレリー、こんー……って、お前、何か、つかれてる? 具合悪い?」

風邪の引き始めか、それとも疲れか、どちらにしても早めに休んだ方が良いと判断し、耳打ちで許可を貰って、オーアの所へ転がり込む。ふらりと入ってきたヴァレリーに、普通に声を返したのは最初だけ。やはり、顔色が悪いのか、傍に寄るや否や、心配の色を浮かべるオーアに、へらりと笑う。

「やー……何か、妙に疲れちゃって。ちょっと休ませてもらっていい?」
「おぅ。ベッドの方、使っていいから。食欲とかあんの?」
「んー……今は休みたいかな。もうちょい後でなら……」
「OK。何か買ってきとくわ」
「ついでに風邪だとアレだから、薬もお願い~」
「はいよ」

2つ返事で了承し、そんじゃ、さっくり行ってくるわ、とオーアは外へと向かう。

「悪いな~」

そんなオーアの背後から掛かってきた声に、オーアは振り返ると、屈託なく笑って見せた。

「困ったときはお互い様ってな。とりま、ちゃんと休んでろよ」

そう言い置いて、今度こそ、オーアは外へと向かう。

「……もしかしたら、俺の管轄かもしれないしな」

そう、小さく呟いた言葉は、本人以外には聞かれる事なく、外の空気に溶けて消えた。

それから、しばらく。

「ただまー」

そんな声と共に帰ってきたオーアは、寝台で横になるヴァレリーの元へと向かう。

「ヴァレリー、何か食えそうか?」
「ん゛ー……」

その声色で、返事がNoだと察し、オーアは軽く頷く。

「りょーかい。でも、水分はとっとけよ。とりあえず、水持ってくるから」

その言葉の後、オーアの足音が寝台から遠ざかっていく。
その間にもぞもぞと半身を起こし、ヴァレリーは深々と息を吐いた。
どういう訳か、身体が重く、だるい。とてもとても、だるい。少し休んだくらいでは、治るどころか、むしろ悪化してそうな気さえする体調に、眉を顰める。
そんなヴァレリーの元に、ぱたぱたとオーアが戻ってくる。

「ほい、水」
「ん。ありがとー」

礼を言って、オーアからグラスを受け取り、口付ける。
瞬間、ちりっ、と走った痛みに、思わずヴァレリーは口からグラスを離し、もう片方の手で口を押えた。

「どした?」

少し目を丸くして、問いかけるオーアに、いや……と呟くように声を漏らし、眉を寄せる。

「……本格的に、風邪かも。何か、水飲んだら、口……いや、喉、痛くて」

口に含んだ瞬間に痛みが走った気がするが、間を置かずに飲み込んだので、喉の痛みを誤認したのだろう。そう判断して言ったヴァレリーの言葉に、オーアは1つ息をつく。

「確定、か」
「ん? あぁ、悪い、世話かけるかも」

小さく呟かれた言葉に、疑問の声を漏らすヴァレリーだったが、すぐに、風邪の事だと気付き、そう口にする。
そんなヴァレリーに、オーアは軽く手を振った。

「気にすんなって。すぐ良くなるだろ。それよか、水飲みにくいなら、リンゴジュースとかどうだ? そっちのが飲みやすいかもだし」

そう言って、ヴァレリーの返事も効かずにオーアはリンゴジュースを取りに背を向ける。そんなオーアに、ヴァレリーは息を1つ吐いた。

「オーア、人が良いというか、割と世話焼きなとこあるよな」
「んな事ないって」

独り言のつもりで漏らした言葉に返答があり、ヴァレリーは振り返る。

「ほい」

笑って差し出してきたリンゴジュースを礼を言って受け取り、ヴァレリーは小さく笑う。

「こーゆーの、用意してる時点で、十分世話焼きだと思うけど?」
「えー、普通だろ。……ま、でも、今はプリとして動いてるとこもあるからなー」

そんなオーアの言葉に、内心首を傾げるヴァレリーだったが、聖職者の言う、奉仕の精神的な事かなと辺りを付け、リンゴジュースに口付ける。
爽やかな甘さのそれは、確かに、オーアの言う通り、痛みを誘発させる事なく、喉の奥に滑り落ちていった。

***

ふと、意識が浮上する。
けれど、瞼は重く、身体も指一本動かない。どうやら、まだ、覚醒には遠いようだった。

俺、どうしたんだっけ。

ふわふわとした夢と現の狭間で、ヴァレリーはそんな事を考える。
その答えはすぐに出た。オーアから貰ったリンゴジュースを飲み干した後、強い眠気に襲われ、本当ならば、もう少し何か腹に入れて、薬を飲まなければいけなかったのに、眠気に抗えず、そのまま再び眠りについたのだ。
起きたら、今度こそ、薬飲んで、早く治さないと。そう考える。けれど、まだ、うとうとと微睡んで……ふと、眠る直前で、オーアが何か言っていたな、と思い出す。けれど、ふわふわとした思考しか出来ない現状では、何と言っていたのか、思い出せはしなかった。

「――」

その時だった。夢現のヴァレリーの耳に、声が聞こえた。
何かを紡いでいる声が。

「――ん。良かった、症状の重さからそうじゃないかとは思ったけど、ヴァレリー、耐性高いんだな。結構簡単に引き剥がせた。……羨ましい。俺、耐性低いんだよなぁ、羨ましい……」

はぁ、と溜息が聞こえた。
独り言かと思われたオーアの声は次の瞬間、違うと分かる。

「――まぁ、それは置いておいて、と。さて、ちょーっと俺とお話ししようか? おじょーさん」

「俺が、何言いたいかは分かるよな? ……うん。うん、そりゃ分かるに決まってるだろ。これでも俺、退魔班の人間ですから」

「はいはい、無駄な抵抗しない事。もっかい戻って、あまつさえ、乗っ取らせるとか、許す訳ないだろ。何のためにヴァレリーに寝てもらったと思ってんの。戻れないよう対策済みだし、万一、それ抜けて戻ったとしても、乗っ取れたとしても、薬が切れるまで、その身体は動かない。残念だったな」

「ずるくも酷くもないの! おじょーさんみたく、宿主に意識がある時は表に出てこないタイプには必須の処置だし、本人は知らないまま終わらせた方が良い事もあるしな」

「まー、そんな訳で? 一応仮にも退魔班の人間としても、ヴァレリーの友人としても、この状況を見過ごす訳にはどーやっても無理だから。大人しく諦めて、逝くべき所に還ってくれない?」

何かと話すオーアは、途中、少々気になる事も言ってはいたが、事を荒立てる気はないらしく、説得を重ねる声が響く。
けど、相手の声は聞こえないが、あまり、芳しくないのだろう事が分かった。

「ヴァレリーに、何か……恨み、とか、逆に好き、とか、何か思うところがあるって訳じゃないんだろ?」

「うん。だめ、それはダメ」

「――だから、それはもう、出来ないんだってば。おじょーさんがしなきゃいけないのは、今、言っただろ?」

そんな中、不意にオーアが口を閉ざす。それによって、一気に辺りから音が消え失せた。

「…………なぁ。おじょーさん。……おじょーさんはさ、俺の事、どう見える? どう、思う?」

そうして問いかけられたそれは、静かに、どこか重く響いて聞こえた気がした。……そして、返答を聞いたらしいオーアから、息をつく音が聞こえる。

「……そっかぁ。美味しそう、かぁ……。もう、お嬢さん、手遅れだったんだな」

そう、紡がれた声は、落胆と、悲しみと、覚悟の色が見えた気がした。

***

「……ん」

ふと、意識が浮上する。瞼を開き、身を起こせば、そこは見知った場所、オーアの部屋である事が分かる。と、そこで、気付く。

「……体が軽い」

先程、眠る直前まで苛まれていたあの酷い倦怠感が、嘘のように、すっきりと消え去っていたのだ。

「あ。起きたんだ。どう? 調子は」

ヴァレリーが起きているのに気付いたらしい。鮮やかな金色の髪を揺らし、ひょっこりとオーアが顔を覗かせた。その手には、食べかけらしいサンドイッチ。

「ん。たぶん、もう平気っぽい。めっちゃ体軽くなってる」

その返答に、オーアは、ほっとしたように、表情を綻ばせる。

「そか。良かった。さすがに腹減ったから、買ってきたの、先に食べてたんだけど、ヴァレリーも食う?」
「食う」

軽く手に持ったサンドイッチを上げて見せ、言った言葉に、即答する。それに、オーアは、緋色の瞳を煌めかせ、りょーかい、と声を上げた。

「んじゃ、皿とか取ってくる。先座っててよ」

そう言って踵を返したオーアに、返事を返して、テーブルへと向かえば、サンドイッチに簡単なおかず等、2人分の軽食があった。全く同じなその内容に、ふと、違和感を覚える。
オーアが、これを買いに行ったであろうタイミングの時点では、自分は絶不調で、十中八九風邪だろうと思う様子だったはずだ。けれど、今、テーブルの上にあるのは、病人食とは程遠い代物である。すっきりと調子の良くなった現状ではありがたい事ではあるのだけど、なんとなく違和感を感じて首を捻る、と、ふと、眠る直前、オーアが言っていた事を今更ながらに思い出した。

『……次、起きた時には、もう良くなってるから、今は寝とけ、な』

思い出した言葉に、夢かと思ったオーアの声。思わず考え込むヴァレリーに、空の皿とカップを持って戻ってきたオーアが首を傾げる。

「ヴァレリー、どうかしたか?」
「……いや」

そう言いかけて、ヴァレリーはそこで言葉を止め、少々間をおいてから、改めてオーアを見、口を開いた。

「……オーアさ。俺が寝てる間に、何か、やった?」

そう問いかけてきた鮮やかな緑の瞳の友人に、オーアは1つ目を瞬かせると、にこりと笑って、言った。

「うんにゃ。なーんにもやってないけど?」

fin

あとがき
グーグルドキュメントに置いてた奴をサルベージ。その3。
ちょっと、不意に降ってわいた小話をざくざくと。
今思うと、非常にオーアらしい話かもしれないなー、と思っていたりもする。

以下、裏話的なおまけ

高い声が長く長く、響いて、じんわりと消えていく。
断末魔の残滓を残し、消えていった、少女だったはずのモノを見送って、オーアは、ほっと息を吐いた。
視線を落とせば、静かに眠る青年。変わることなく落ち着いた寝息を立てる友人の、自分よりも淡い金色の髪を軽く梳く。

「……後は、自然に目が覚めるまで放置かな」

念のために1度、ブレッシングをかけてから、そう呟いたその時だった。

『オーアちゃん、どーうー? 大丈夫ー?』

脳裏に響く女性の声。
よくよく知ったその声に、オーアも耳打ちを返す。

『ん。今、ちょうど終わったとこ』
『……終わった、って事は、やっぱ黒だったんだ』
『黒でしたなぁ。ただの聖水に痛み感じてたくらいには』
『あー、それは分かりやすいくらいの黒だねぇ』

しみじみとした声を返す彼女は、リーベ・プロフェート。オーアと同じ退魔型のアークビショップだ。
そして、オーアがアコライトの頃から、何かと世話になっている女性でもあった。

『って訳で、融通してもらったの、使わせてもらったわ。ありがとうな。退魔班の方、丁度上司さんも緋鷺もいなくって、持ち出し許可取れなくて、ホント困ってたからさ』

知り合いのクリエちゃんに代用品頼むのも手ではあったんだけど、やっぱなぁ、と零すオーアに、うんうん、と肯定の声が返る。

『寝せて、動き封じるくらいなら、他の薬でも良いんだけど、やっぱ、浄化補助の有無はおっきいからねぇ』
『そーれーなー』

今現在、ヴァレリーが眠っている直接的原因であるそれは、退魔班で使われている薬だ。
いくつか種類のあるそれらは、それぞれの薬効に加え、服用後、体内に入ってから、人体に害を及ぼさずに聖属性へと変異し、浄化補助をしてくれる優れものだ。薬効も高いため、部外秘、無断持ち出し禁止の品となっている。

『オーアちゃんの伝手に製薬の腕の良い子がいるなら、守秘義務契約交わして囲っちゃえばいいのに。あれ、持ち出し難しいのは、作れる人が少なくて数の確保に苦労してるからってのもあるし。製作者から融通してもらう分には、結構甘いからねー。まぁ、製作者の方に、制作数の報告義務があるからこそ、でもあるんだけど。私もそれで余分に持ってた訳だしねー』

この辺は契約成功者の特権だからねぇ、と笑うリーベに、オーアは、むぅ、と声を漏らす。心当たりはあるし、悪くない提案でもある。
問題があるとするならば……

『たしか、仲介者の方にも審査入ったよな? 製作側はOKだとしても、仲介者が俺、ってとこで不可くらいそー』
『日頃の行いって大事なのよ、オーアちゃん。……で、日頃の行いで思い出したけど。オーアちゃん、禊は?』

問いかけられた嫌な単語に、オーアは、つい、沈黙を返す。

『オ ー ア ちゃ ー ん?』
『いやっ! 今回はんな必要ないってっ!! ヴァレリーに憑いてたのもヒトだったから瘴気を受けるような事もなかったしっ!』

慌てて弁明するオーアだが、相手の反応はよろしくない。

『ふーん。でも、オーアちゃん? 祓ったって事は、もう完全にヒトじゃなくなってたのよねぇ? もし、還す事が出来てたら、オーアちゃんあら、終わった、じゃなくて、還せた、って言うでしょ』
『う……』

図星をつかれ、オーアは思わず目を彷徨わせた。この流れはまずい。
そう察するも、時すでに遅し、だ。

『オーアちゃんも重々承知してるとは思うけど、退魔班へ持ち込まれる案件って事は――』
『――人に何らかの影響を及ぼしているもの。イコール、人への侵蝕度の高いモノ、って事は分かってるってっ! だから、内側から作用する浄化補助の有無で、対象者への負担が段違いになる訳だしっ』
『論点はそこじゃないのは分かってるわよね!? 侵蝕度が高いって事は、それを相対するこっちにも影響が出やすいって事で、念入りに守る対象者より! むしろ! 終わった後のケアはこっちの方が必要なことが多い。で!! オーアちゃんは、自分の耐性値思い出してみようか!?』
『ぐ……っ』

痛いところをつかれ、オーアは呻く。
反射的に思い出してしまうのは、検査の時の事。
とある事件の解決後、少し気になる事がある、とオーアに検査を勧められた。己の魔力を籠めた検査用の特殊なジェムストーン。無色透明のそれに濃い瘴気の溶かされた試薬が落とされる。通常であれば、ジェムストーンが砕けるか、試薬を弾くかするはずのそれは、試薬を弾くことも、ジェムストーンが砕ける事もなく、じんわりと、試薬を薄めたような禍々しい色に染まったのだ。
それは、オーアの瘴気耐性が、著しく低い事を示していた。

『オーアちゃんの場合、普通の人なら問題なく相殺する程度の瘴気でも、相殺しきれず、内に蓄積される危険性が高い。分かってるわよねぇ?』
『分かってるって! 判明した時に散々言われたしっ! けど、ブレス、サンク、ME。この辺のスキルの常用で、そのリスクは下げられるし、実際、今までそんなん、気にしなくても何もなかった……いや、任務で何回かはやらかしてるけど、頻度的には滅多に所か、極まれってくらいだしっっ!』

オーアの主張も事実だ。
浄化力の高い狩り方法を常としてたために、自覚もなく今まで無事で過ごしていたのだ。
退魔班に加入したのは、見習い時を含めれば転職が見えてきた頃の正真正銘のアコライトの頃。これが発覚したのは、ハイアコライトの時。
この未発覚だった期間の長さが、オーアの言い分の説得力を上げていた。

『確かに、オーアちゃんが言う事も最もだけど。まず1つ、今までも禊場には、強制的に叩きこまれてるでしょ! 知ってるんだからね!! あとっ! ハイプリーストになって回される任務の危険度が、プリの頃と同じと思う!?』
『う……』

ごもっとも。
正論であるが故に言葉に詰まるオーアだったが、それでも気は進まないらしい。もごもごと食い下がる。

『でも、今回は、任務じゃなくって、完全に私用な訳だし、ホントに必要ないって……』
『もー。何で、そんなに禊、嫌がるのよー』
『何で、って言われても……何か、ヤなもんはヤなんだよ』

何故と言われても、と、オーアは顔を顰める。けれど、何か嫌なのだ。これは、禊ぎ場に限った話ではない。ラヘルの聖域の水場、プール、広い風呂場等も好きではない。共通しているのは、人工的な水場であるという事だが……嫌だと、苦手だと思う理由は、正直なところ、自分でも分からない。分からないが、嫌なものは嫌なのだ。
そんなオーアに、リーベの口から溜息が零れる。

『もー。体質考えても、オーアちゃんはその辺ちゃんとやっとくべきなのにぃ』
『リーベさんは心配しすぎ! 大丈夫だって、お守りもちゃんと持ってるし』
『そこで、それ外してたら、本気で絞めてるとこだよ、オーアちゃん』

ワントーン低くなった声に、やべ、とオーアは声を零す。

『オ ー ア ち ゃ ー ん ?』
『いやいやいやいやっ!! つけてるっ! 付けてるからホントにっっ!!』

慌てた声を送るオーアの言い分は、どうにか信じてくれたらしい。リーベの声から不穏さが抜ける。

『まぁいいわ。今すぐとは言わないから、近いうちに禊ぎ場には顔を出すこと!』
『…………』
『オーアちゃん』

有無を言わせないトーンでの言葉に、オーアは諦めの息をつく。

『……うーい』
『よろしい。逃げたらソラリスさんに要請かけちゃうんだから』
『うげっ!?』

リーベの出した名前に、オーアが潰れたトードのような声を上げる。
それは、リーベ同様何かとオーアを気にかけてくれた女性の1人であり、リーベ以上に逆らえない人物の名だったからだ。

『だからオーアちゃん、逃げちゃダメよ』
『もー、分かったっ! 分かったから、逃げないってばっ』
『よろしい。それじゃ、また今度ねー』

オーアから、望む言葉をぶんどって切れた耳打ちに、オーアは深々と溜息を落とす。ぐったりと、肩が落ちた。

「……うぇー。……うー、……はぁ。もう、疲れた」

憂鬱だと息を落とし、気分転換にでも、とりあえず、何か、先に食べてるか、と再度息を落として、オーアはテーブルへと足を踏み出した。
ヴァレリーが、目を覚ますのは、それから、もう少しだけ後の事である。

・・・・・・・・・・・・・
うん、完全誰得私得な裏話。
これ、CP成立後に、関係がリーベさんにバレたら、体質に瘴気耐性あれやこれ、全っ部バレリーさんに暴露して、心配だからオーアちゃんの事、見ててあげてね、よろしくね、ってやりそう(笑)
そして、それを察するまでいかなくても、絶対に余計な事言うと踏んで、ヴァレリーの事は、オーア、隠そうとしそうだ(笑)
呼び声で縁が出来ちゃったから、難易度ガン上がりしたねぇ、オーアさんや、とによによしつつ見てる中の人でもある。


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使用素材: 篝火幻燈様 蒔絵

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